JR北・特急列車 基準超の強風で運転続行
北海道の稚内市内を走るJR北海道の特急列車が3日、運転中止の基準を超えた風が吹いていたにもかかわらず、運転を続けていたことがわかった。
稚内市内のJR宗谷線を走る特急「スーパー宗谷2号」は、3日、運転中止の基準となる風速30メートルを超えたものの指令所で警報が鳴らなかった。このため、指令が運転士に運転中止の指示を出すことができず運転を続けたという。
JR北海道は国土交通省に報告、太田国交相は4日の記者会見で、危険な事象と認識して原因究明するよう、JR北海道に指示したことを明らかにした。