さらなる原発事故を想定、福島で防災訓練
福島第一原発でさらなる事故が起きたとの想定で22日、福島県と川内村などが住民を交えて防災訓練を行った。
訓練は、浜通りで震度6強の地震が発生し、第一原発3号機の燃料プールで冷却ができなくなって放射能が漏れ、川内村などに避難指示が出たとの想定で進められた。
県や川内村の職員などのほか、村の住民約250人も参加し、バスで避難所へ移動する訓練を行った。
県は20日にも地震を想定した訓練を行っていて、浮き彫りとなった課題を今後の避難計画などに生かすことにしている。