地震から4日目 長野・白馬村は朝から雨
長野県北部で起きた最大震度6弱の地震から25日で4日目を迎えた。多くの住宅が倒壊した白馬村では朝から雨が降っていて、地震で緩んだ地盤が崩れることが心配されている。
3連休が終わって地震発生から初めての平日を迎えて、地元の小学校は25日から再開した。全校児童121人のうち11人の児童が避難生活を送っている白馬南小学校では午前7時過ぎ、雨の中、登校してきた。全校集会で山崎吉彦校長は「児童にケガがなくて良かった」と語りかけていた。
一方、JR大糸線は24日までにレールのゆがみを直した信濃大町から白馬までの区間が始発から運転を再開した。乗客のほとんどは高校生で、通学の足が戻ったことを喜んだ。
長野地方気象台によると、26日朝までに予想される降水量は、白馬を含む長野県北部で50ミリと予想されている。雨は26日夜まで降り続く見通しで、揺れの大きかった地域では地盤の緩んでいる所があり、土砂災害に注意を呼びかけている。