５７人が死亡、６人が行方不明となっている御嶽山の噴火から２か月半がたつ。御嶽山の麓にある長野県木曽町の開田高原マイアスキー場では１３日、オープンを迎えた。

　御嶽山の火口から４．３キロから６．５キロにある開田高原マイアスキー場では、１３日午前８時半過ぎにテープカットをしてオープンを祝った。ゲレンデには６０センチの雪が積もり、訪れた人たちは新雪の感触を楽しんでいた。

　開田高原マイアスキー場では、緊急避難所を４か所設置した他、ヘルメットも３００個以上用意するなど噴火に備えている。スキー場関係者は風評被害を心配していたが、１３日朝は例年並みの３００人が訪れたという。