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山陰から北日本 日本海側で大雪に警戒を

2014年12月14日 19:10
山陰から北日本 日本海側で大雪に警戒を

 強い寒気の影響で、山陰から北日本の日本海側を中心に雪が降り続いている。15日にかけて積雪はさらに増える見込みで、大雪に警戒が必要。

 日本付近の上空には強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が続いている。北陸の山沿いでは、14日夕方までの24時間で1メートルを超える雪が降った。14日午後5時の積雪は、青森県酸ケ湯で169センチ、新潟県津南で148センチ、山形県大蔵村肘折で133センチなどとなっている。

 14日夜は新たな寒気が流れ込んで雪が強く降る所があり、15日昼過ぎにかけて、西日本から北日本の日本海側は大雪となる見込み。太平洋側でも雪の降る所がありそうだ。15日夕方までに降る雪の量は北陸で80センチ、東北の日本海側で50センチ、近畿北部と関東甲信で40センチ、東海で30センチ、山陰と近畿中部で15~20センチなどと予想されている。大雪による交通機関の乱れに警戒するとともに、なだれや、電線・樹木への着雪にも十分な注意が必要。