中国“サンゴ密漁船”伊豆諸島周辺で1隻
中国漁船によるサンゴ密漁問題で、太田国交相は、伊豆諸島周辺の海域で18日に漁船1隻を確認したことを明らかにした。伊豆諸島や小笠原諸島周辺の海域で密漁船とみられる漁船が確認されたのは今月7日以来。
太田国交相などによると、18日午後、海上保安庁の航空機が伊豆諸島・鳥島の南の排他的経済水域で中国のサンゴ漁船とみられる漁船1隻を確認した。
伊豆諸島や小笠原諸島周辺では今年10月、200隻を超える漁船が確認されたが、その後は減少し、今月7日以降、確認されていなかった。
16日には沖縄近海で小笠原方面に向かう漁船11隻が確認されており、海上保安庁は再びサンゴ密漁船が集結する可能性もあるとみて警戒を強めている。