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厚労省委員会 41の難病を支援対象に了承

2015年2月5日 4:00

 原因不明で治療法がない難病について、厚生労働省の委員会は、新たな支援制度の対象を検討しているが、4日の委員会で41の病気について、対象としてもよいとする評価をまとめた。

 新しい難病支援制度では、第一次としてすでに110の病気が指定されている。7月にも支援を開始する第二次の指定にむけた議論が4日の指定難病検討委員会で行われ、検討の対象とする610の病名を、厚労省が初めて公表した。

 4日の委員会では、神経と筋肉に関係した病気と難治性のてんかんについて検討した結果、先天性ミオパチー、筋ジストロフィー、アイザックス症候群、片側巨脳症など、41の病気について、支援の対象にしてよいと評価した。

 委員会では今後も検討を続け、来月中には、610の病気のうち、支援対象として約200の病気を選び、パブリックコメントを募った後、5月にも正式に指定する予定。