中央環状線が全線開通 新宿~羽田20分に
首都高速道路中央環状線が計画から50年以上を経て7日に全線で開通した。これによって新宿と羽田空港までの間の所要時間は現在の40分から20分に短縮される。
7日は午後4時の開通を前に記念式典が行われた。7日に開通したのは品川区の大井ジャンクションと、目黒区の大橋ジャンクションの間の9.4キロ。首都高速道路中央環状線は計画から50年以上を経てようやく全線で開通を迎えた。
7日に開通した区間のうち9割はトンネル構造で、山手トンネルはすでに開通していた区間とあわせると全長で18.2キロと道路のトンネルとしては日本一長くなる。
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7日の開通で新宿と羽田空港の間の所要時間は現在の40分から20分に短縮される他、都心の渋滞は4割減少する見込み。また、物流のスピードアップなどで大きな経済効果も期待されている。