特急発煙トラブル 札幌でさらに詳しく調査

青函トンネルで走行中に発煙トラブルを起こしたJR北海道の特急車両が10日朝、函館から札幌のJR苗穂工場に到着し、トラブルの原因をさらに詳しく調べることにしている。
発煙トラブルを起こした特急車両は、調査をしていた函館を9日深夜に出発し、札幌にある苗穂工場に10日午前5時頃到着した。JR北海道は、2両目の車両のモーター4台全てに過剰な電流が流れた跡があり、発煙トラブルにつながったと明らかにしているが、なぜ過剰な電流が流れたかは函館での調査ではわからなかった。
そのためJRでは車両を札幌に運び、第三者機関にも調査を依頼して、さらに詳しくトラブルの原因を調べることにしている。