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五輪コース“路面温度”抑える方法を検討

2015年4月17日 14:33

 2020年東京オリンピック・パラリンピックで選手が快適に競技に臨めるよう、マラソンコースの路面温度を抑える方法などの検討が始まった。

 17日、1回目の会合が行われた国土交通省の検討会では、マラソンや競歩で使うコースの路面温度を下げる方法が検討された。都心の道路では夏、路面温度が60℃まで上昇する所もあるということで、温度を約15℃下げる効果があるという、保水性や遮熱性のある舗装方法が紹介された。

 検討会に出席した元オリンピック選手の瀬古利彦さんは、「選手全員が良い道路で良い環境で最後まで走れたと、喜んで帰っていただけるような道路にしたい」と話した。

 検討会では、道路の英語標識の改善やバリアフリー化についても話し合われていて、6月に報告書をまとめ、夏には試験的に道路舗装を行い、効果を検証する予定。

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