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広島空港 19日の国内線ほぼ全便が欠航に

2015年4月18日 20:58
広島空港 19日の国内線ほぼ全便が欠航に

 アシアナ航空機の着陸失敗事故の後、再開されたばかりの広島空港だが、19日の国内線のほぼ全便が欠航になった。悪天候で十分な視界の確保が難しいため。

 18日夕方までに欠航が決まったのは、日本航空の羽田発広島行きの最終便を除く全便と全日空の全便。

 広島空港は、今月14日に起きたアシアナ航空機の着陸失敗事故の後、3日ぶりに再開された。しかし、今も滑走路脇には事故機があるため、厳格な気象条件のもとでの運航再開となった。

 広島県内は、低気圧の接近で19日は断続的に雨が降る予報。このため就航条件の一つである5000メートル以上の視界の確保が、難しくなるとして各航空会社が判断したもの。

 一方、滑走路近くでは、18日も運輸安全委員会の調査官と事故を起こしたアシアナ機のメーカーのエアバス社が合同で調査を行った。運輸安全委員会の調査はほぼ終わったが、事故機撤去のメドは立っていない。