「拡散することなくマナー守って」JOC、選手へのひぼう中傷に声明 文科相も「許されない行為」
日本オリンピック委員会は、選手に対するSNSでのひぼう中傷を拡散しないよう、呼びかける声明を発表しました。
パリオリンピックの出場選手に対するSNSでのひぼう中傷が問題となる中、日本オリンピック委員会は1日夜、声明を発表しました。
日本オリンピック委員会
「アスリートは4年に一度開かれるオリンピックに向けて、自分自身のため、支えてくださる多くの方のため、人知れず努力を重ねてきました。ひぼう中傷などを拡散することなく、マナーを守っていただきますよう、お願い申し上げます」
内容によっては、通報や法的措置も検討するとしています。
また、盛山文部科学相も2日の会見で「許されない行為」と語りました。
盛山文科相
「全力でプレーされてる選手の皆様を、ひぼう中傷するという行為自体は許されないこと」
選手を応援し、心を支える言葉を発信してほしいと呼びかけました。