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世界遺産・清水寺でも“油”被害

2015年4月27日 20:33
世界遺産・清水寺でも“油”被害

 各地の寺や神社で油のような液体がまかれているのが見つかった事件で、京都の世界遺産・清水寺でも同じような被害が確認された。

 京都の世界遺産・清水寺で27日、職員から「本堂に油がかかっている」と警察に通報があった。警察が駆けつけたところ、国宝の本堂の床や重要文化財の仁王門など3か所で油のような液体がまかれているのが見つかった。通報の約30分前に、別の職員が本堂にゴミを拾いに行った時には気付かなかったという。

 一連の被害は奈良や京都など全国11府県の寺や神社で確認されていて、警察は文化財保護法違反などの疑いで捜査している。