関越道高速バス事故から3年 遺族らが追悼
群馬県藤岡市の関越自動車道で、乗客7人が死亡した高速バス事故から3年を迎えた29日、事故現場で遺族らが犠牲者を悼んだ。
この事故は、藤岡市の関越自動車道で、高速ツアーバスが防音壁に衝突し、乗客7人が死亡、38人が重軽傷を負ったもの。事故から3年を迎えた29日、現場では午前4時過ぎから遺族らが献花を行い、犠牲者を追悼した。
娘を亡くした遺族「気持ちの中では悔しい思いばかりですが、娘ら7人の死を無駄にしたくないのが僕の一番強い気持ち」
母親を亡くし、警察官になった息子「同じ気持ちの人を減らしたいというのが一番の気持ちなので、そういう人たちの心の支え、そういう形になれればなと」
この事故を受けて高速バスの運転手の夜間の走行距離を原則、400キロに制限したり、運転手の体調異常を検知するシステムを導入したりするなどの対策がとられている。