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箱根山 気象庁が大涌谷に監視カメラ設置

2015年5月9日 11:37
箱根山 気象庁が大涌谷に監視カメラ設置

 神奈川県の箱根山は、9日も火山活動が活発な状態が続いている。気象庁は立ち入りが規制されている大涌谷に監視カメラを設置するなど、監視体制を強化することを決めた。

 箱根山は9日も午前11時までに120回の火山性地震が観測されるなど、火山活動が活発な状態が続いている。気象庁は立ち入りが規制されている大涌谷の状況を24時間態勢で確認するため、監視カメラを設置したり空気の振動を捉える機器を設置したりして、監視体制を強化することを決めた。大涌谷周辺では今後も小規模な噴火が発生する恐れがあるとして、気象庁は引き続き警戒するように呼びかけている。

 一方、噴火警戒レベルが引き上げられてから、箱根は初めての週末となり、朝から観光客が訪れている。箱根町は、立ち入り規制の対象は限られた地域なので観光に訪れてほしいとしている。