山菜採りの男性、クマに襲われ大ケガ 山形
17日朝、山形県飯豊町で山菜採りに山に入った57歳の男性が帰り道にクマに襲われ、顔と両腕に大ケガをした。
17日午前7時ごろ、山形県飯豊町岩倉の会社員・高橋力夫さん(57)が自宅近くの山で山菜採りをして帰る途中、突然クマと遭遇し、襲われた。高橋さんは約30分後に自力で自宅に戻り、妻が119番通報した。高橋さんはあごや両腕をかまれる大ケガをして病院で手当てを受けている
警察の調べによると、高橋さんは17日午前5時ごろから一人で自宅裏の山に山菜採りに入り、自宅に戻る途中で突然、クマに出くわしたという。現場は、地元の神社の南西300メートルほどの山林。警察では現場付近にパトカーを出して住民に警戒を呼び掛けているほか、地元の猟友会が山に入り、クマが里に近づかないよう見回りを行った。