追い込み漁のイルカ 水族館が入手禁止へ
イルカの追い込み漁をめぐり日本動物園水族館協会が国際団体から除名処分を通告された問題で、日本の協会側は、追い込み漁によるイルカの入手を禁止し、国際団体への残留を要望すると発表した。
この問題で、日本動物園水族館協会は国際団体を離脱するかどうか、投票を行い、「残留」が約7割を占め、国際団体への残留を要望すると発表した。
日本動物園水族館協会「日本側は一貫して追い込み漁は残酷ではないと主張していて、一体どこが残酷か指摘してと言ってきたが具体的な回答は得ていません」
協会は、今後は追い込み漁で捕獲したイルカの入手を禁じ、飼育しているイルカの繁殖に力を入れるとしている。
今回の決定に対し、追い込み漁の地元、和歌山県太地町では落胆の声が上がった。
くじらの博物館・林克紀館長「理事会の方で発表されて、残留するという結果になりました。これは非常に私としては 残念な結果だと思っております」