キビナゴのパックに“フグ”混入 大分市
大分市のスーパーで20日に販売されたキビナゴのパックに、毒を持つフグの稚魚が混入していたことが分かった。他のパックにも混入している恐れがあり、販売店が自主回収を行うとともに、購入した人に対し食べないよう呼びかけている。
フグの混入があったのは、大分市のスーパー「新鮮市場・花高松店」にある「新生丸和」。大分市保健所によると、21日午前、「きのう購入したキビナゴのパックにフグが混入していた」と購入した人から電話があった。混入していたのはハリセンボン科のフグの稚魚1匹で、内臓や卵巣に毒があるという。
この商品は20日に17パックが販売されていて、販売店では購入した人に食べないよう呼びかけるとともに、自主回収を進めている。今回の混入を受け、大分市保健所は販売店に対し、再発防止の徹底などを求める行政指導を行っている。