噴火から一週間 あすから公営住宅入居開始
鹿児島県口永良部島の新岳の噴火から5日で1週間。大きな噴火が起きる恐れがある中、避難生活の長期化は避けられず、住民たちは不安な日々を過ごしている。屋久島町からNNN取材団・中村大輔記者が中継。
避難生活が始まり1週間。これまでに4人の方が体調を崩して入院するなど、避難生活が進むにつれ、疲れが見え始めている。
先月29日に爆発した口永良部島の新岳。噴火警戒レベルは最高の5に引き上げられ、島の全ての住民が隣の屋久島に避難した。今後も大きな噴火の恐れがあり、避難生活の長期化は避けられない見通し。
避難住民「とにかくレベル3に引き下がって、島民が帰宅できることが大事」「疲れているとしか言いようがないが、先のことは見えないし、それでも元気なふりして頑張っています」
先行きが見えない中、住民たちは6日から順次、公営住宅に入居し、足りない分は仮設住宅が作られることが決まっている。