口永良部島噴火 避難住民対象に初の説明会
鹿児島県の口永良部島・新岳の噴火で避難住民を対象にした説明会が6日、初めて開かれ、屋久島町は新岳の活動状況などを説明した。
説明会には口永良部島から避難している住民約80人が出席した。説明会は1時間40分余り非公開で行われ、荒木耕治町長が現在の新岳の活動状況や災害見舞金の支給などについて説明。一時帰島や住宅対策についての方針も示したとみられる。
公営住宅への入居は早ければ7日にも予定されているが住宅の数は足りておらず、住民からは今後の生活に関する質問が相次いだという。
一方、気象庁は6日、爆発後、初めて新岳のガス観測を行った。二酸化硫黄の放出量は1日あたり1200トンと多い状態だったという。