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JAL機長、飛行中の操縦席でCAと撮影

2015年6月12日 14:09
JAL機長、飛行中の操縦席でCAと撮影

 日本航空の機長が飛行中に客室乗務員を操縦席に座らせて一緒に写真を撮影していたことがわかり、国土交通省は日本航空を厳重注意し再発防止を求めた。

 日本航空によると、今月7日、飛行中の新千歳発伊丹空港行きの便の操縦室内で、機長(47)が客室乗務員(26)を副操縦士の席に座らせ、私用のスマートフォンで写真撮影をしたという。副操縦士が席を離れる間、操縦室に代わりに入った客室乗務員に対し、機長が、「せっかくの機会だから」と2人並んだ写真を撮影していた。旅客機は高度1万フィートを通過して上昇中で、自動操縦に切り替わっていた。

 日本航空は、航空法と社内規定に違反するとして機長を乗務停止とした。また国土交通省は日本航空を厳重注意し、再発防止を求めた。