今治市の山火事、延焼続く 愛媛県内“平成以降最大の林野被害”
愛媛県今治市で発生した山火事は25日も延焼しています。愛媛県では、平成以降過去最大の被害となっています。
25日も時折、強い風が吹いていて、山の至る所から白い煙がのぼっていて火は住宅地に近づいています。山火事は現在も延焼を続けています。
現場では、25日も早朝から自衛隊のヘリなどが出動し、陸と空から384人態勢で消火活動にあたっていますが、鎮圧のめどはたっていません。
消防庁によると被害面積はおよそ214ヘクタールで、県内の林野被害では平成以降過去最大となっています。
この火事で今治市の長沢・朝倉北・緑ヶ丘団地、西条市の楠河地区のあわせて1345世帯2585人に避難指示が出ています。
この山火事の影響で現場近くの小学校は25日、3学期の終業式が行われる予定でしたが中止となり、小学校の体育館には40人以上が避難しているということです。