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グーグルマップ“悪質口コミ放置”訴訟 グーグル側は争う姿勢

2024年7月17日 21:27
グーグルマップ“悪質口コミ放置”訴訟 グーグル側は争う姿勢

インターネットの地図サービス「グーグルマップ」で悪質な口コミを放置されたとして、全国の開業医らおよそ60人がグーグルに損害賠償を求めた裁判が始まり、グーグル側は争う姿勢を示しました。

全国の開業医ら63人は、「グーグルマップ」で間違った施設情報が掲載されたり悪質な口コミが投稿されたりする状況について、十分な対応がとられず放置され営業権を侵害されたとして、グーグルにあわせておよそ145万円の損害賠償を求めています。

17日、東京地裁で行われた第1回口頭弁論で、原告側は「グーグルマップは、一方的に医療機関名が地図上に表示され一般大衆が口コミを記載できる状況に置いたもの」「国民生活のインフラのような役割を果たしているサイトでの権利侵害は、一般の個人サイトのものとは比較にならない」と主張しました。

一方、グーグル側は争う姿勢を示しました。