保釈された市川猿之助被告 都内病院に入院
両親に対する自殺ほう助の罪で起訴された歌舞伎俳優の市川猿之助被告が、7月31日、保釈されました。
今年5月、東京・目黒区の自宅で、母親の延子さんと父親の市川段四郎さんの自殺を手助けした罪で起訴された歌舞伎俳優の市川猿之助こと喜熨斗孝彦被告が、31日午後8時半ごろ、原宿警察署から保釈されました。
上下黒のスーツに黒のネクタイ姿の猿之助被告は、報道陣に対して頭を下げ、勾留されていた原宿警察署に向かって一礼して、無言のまま迎えの車に乗り込みました。
捜査関係者によりますと、猿之助被告は逮捕後の調べに対して「両親が自殺する手助けをしたことに間違いありません。3人で自殺することになったのは私に関する記事が週刊誌に掲載されることが引き金となった」などと話していたということです。
関係者によりますと、保釈された猿之助被告は都内の病院に入院したということです。