「大阪モデル」非常事態を示す“赤信号”に引き上げ 「太陽の塔」は赤色にライトアップ
新型コロナウイルスの感染拡大が続く大阪府は、独自の基準「大阪モデル」を非常事態を示す「赤信号」に引き上げるとともに、高齢者などに不要不急の外出を控えるよう呼びかけました。
大阪府吹田市にある「太陽の塔」は、27日の日没に合わせ、非常事態を示す「赤色」にライトアップされました。
大阪府は27日、病床使用率が52%となり、吉村知事は来月27日まで、重症化リスクの高い高齢者に対し、職場への出勤や医療機関への通院、生活必需品の買い出しなどを除き、不要不急の外出を自粛するよう呼びかけました。
大阪府・吉村知事「入院されている方の70%以上が70代以上の高齢者になります。感染拡大期において、自分の身を守るという観点から、感染リスクの高い行動は控えていただきたい」
また、高齢者の同居家族など、日常的に高齢者と接触する人にも、感染リスクが高い行動を控えるよう呼びかけました。
一方、飲食店などについては、営業時間の短縮といった要請はしないことを決めました。