沖縄県 独自の「医療非常事態」を宣言
新型コロナウイルスの感染拡大で、医療のひっ迫が深刻化している沖縄県は、県独自の「医療非常事態」を宣言しました。
沖縄県の玉城知事は、21日午後4時過ぎに会見し、県独自の「医療非常事態」を宣言するとともに、軽症や検査目的での救急外来の受診を控えるよう県民に呼びかけました。
21日、新たに過去最多となる5250人の感染が確認された沖縄県内では、コロナ病床の使用率が、きょう時点で71.5%に達し、新たな患者の入院調整が困難な水準となっています。一部の病院では、救急や外来診療の制限も始まっています。
また、県は21日、会食は4人以下で2時間以内とすることや、不要不急の外出をできるだけ控えるよう求める感染防止策の強化方針も決めました。