和歌山電鉄「たま駅長」社葬、3千人が別れ
和歌山電鉄の駅長として人気を集め、今月22日に死んだ三毛猫の「たま」の社葬が28日、行われた。
和歌山県紀の川市の和歌山電鉄・貴志駅で行われた社葬には、和歌山県の仁坂知事やファンら約3000人が集まった。
「たま」は16歳、人間に例えると80歳という高齢だったが、赤字に苦しむローカル線に世界各地から観光客を呼び寄せ、地域の活性化に貢献。“世界で最も有名なネコ”とも呼ばれた。
和歌山電鉄は「たま」を“名誉永久駅長”とし、駅長は三毛猫の「ニタマ」が務め人気を受け継ぎたいとしている。