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台風上陸も…山谷防災相「躊躇なく避難を」

2015年7月15日 21:24

 政府は台風11号が西日本に上陸する恐れがあるため、災害警戒会議を開いた。この中で、山谷防災担当相は、「少しでも危険を感じれば躊躇(ちゅうちょ)なく自発的に避難してほしい」と国民に呼びかけた。

 政府は15日午後4時前に、全省庁の担当者を集めて、台風上陸に備えた対応の確認をおこなった。冒頭、山谷防災担当相は、国民に対して「避難勧告等が出ていなくても、少しでも危険であると感じれば躊躇なく自発的に避難するように心がけていただきたい」と呼びかけた。

 さらに、紀伊半島を中心に100人近い死者・不明者が出た2011年の台風12号と台風のコースが似ていて、土砂災害に対して厳重な警戒が必要なことから、総務省消防庁を通じて、自治体に対して避難準備情報を早めに出すとともに、空振りを恐れずに躊躇なく避難勧告を出すように指示した。