千葉工大 新衛星で世界初の流星観測挑戦へ
ロケットの爆発事故で2度にわたり観測カメラを失った千葉工業大学。今度は、超小型衛星を打ち上げ、新たなプロジェクトに挑戦する。
千葉工業大学などが共同開発した流星観測衛星「S‐CUBE」。縦横10センチ、長さ30センチの超小型サイズで、世界初となる宇宙での流星観測に挑む。
大学は、去年10月と先月に相次いだアメリカのロケットの爆発事故で2度にわたり流星観測カメラを失っているが、「S‐CUBE」は、その関連プロジェクトとして流星の発光メカニズムの解明などを進める。
「S‐CUBE」は来月16日、種子島宇宙センターから打ち上げられ、国際宇宙ステーションに届けられた後、日本人宇宙飛行士の油井亀美也さんらによって宇宙へ放出されるという。