つくば市の運動公園建設計画、白紙撤回へ
住民投票で反対が賛成を大きく上回った茨城県つくば市の総合運動公園の建設計画について、市長が、計画を白紙撤回する方針を固めたことが分かった。
つくば市は、総工費305億円をかけて総合体育館や陸上競技場などからなる総合運動公園の建設を計画していたが、2日に行われた住民投票で、反対票が有効票の約8割を占め、賛成票を大きく上回った。
この結果を受け、市原市長は4日、「計画を白紙撤回する方向で検討を開始した」とのコメントを発表した。建設予定だった総合体育館は4年後に開催される茨城国体の会場に内定していたため、今後、調整が必要となるが、市原市長は「詳細については来月2日からの市議会で報告したい」としている。