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高浜原発3号機 11月上旬の再稼働目指す

2015年8月5日 16:59

 関西電力は原子力規制委員会の審査に合格した福井県の高浜原発3号機について、10月中旬以降に原子炉に燃料を装荷し、11月上旬にも再稼働する計画を明らかにした。

 高浜原発3号機は、今年2月、再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査に合格し、その後、設備機器などの審査が行われていた。関西電力は5日、原発内で機器類の動作確認などを行う「使用前検査」を規制委員会に申請し、今月17日から検査を始める計画を示した。計画では、10月中旬には原子炉内に燃料を装荷し、11月上旬には原子炉を起動して再稼働させたいとしている。

 一方、高浜原発3号機をめぐっては、今年4月に福井地裁が運転再開を認めない仮処分を出していて、処分が覆らない限り原子炉を起動することはできない。このため関西電力は、地元の意見なども聞きながら、実際に燃料を装荷するかどうか判断していくとしている。

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