日航機墜落事故の展示棟がリニューアル
520人が犠牲となった日航機墜落事故からまもなく30年になる。墜落現場の群馬県上野村では、事故を次の世代へ伝えるための展示棟が8日、リニューアルオープンした。
御巣鷹の尾根の麓に建てられた上野村の「慰霊の園」では展示棟の改修工事が終わり、8日、一般公開された。展示棟では当時の写真や見つかった遺品などが展示されている。また、事故の悲惨さを忘れず、若い世代にも伝えようと、捜索・救難活動にあたった元消防団員などへのインタビュー映像が見られる設備も設けられている。
単独の航空機事故としては世界最悪の犠牲者を出した日航機墜落事故から今月12日で30年になる。