新国立 施設機能は原則スポーツ競技用に
2020年の東京オリンピック・パラリンピックのメーン会場の新国立競技場について、施設の機能は原則としてスポーツ競技用に限定するなど、新しい整備計画の基本方針が決まった。
これは14日に開かれた関係閣僚会議で決まったもので、新しい整備計画の基本方針ではコストを抑制するため施設の機能は原則として、スポーツ競技用に限定する他、屋根は観客席の上部にだけ設けることにしている。その一方で、「屋根がなくてもコンサートはできる」と、イベントでの使用も余地を残した。また、大会後の運営は民間に委ねるため、ビジネスプランの公募に向け検討を始める方針を示した。
しかし、建設費については触れられておらず、政府は今月中をメドに整備計画を策定して工期や建設費の上限などを示し、来月初めをメドに業者の公募を開始する予定。