海に泡…火山ガスによる「たぎり」か 桜島
噴火警戒レベル4が続く鹿児島県の桜島で、19日、火山灰や土砂が火口をふさぐ様子が確認された。
気象庁と京都大学は19日午後、上空から桜島を観測した。京都大学では、今年6月頃から火山灰や土砂が堆積して昭和火口をふさいだと推測している。
京都大学・井口正人教授「新しいマグマ、溶岩が上がってきているものは全くない。ほぼ閉塞(へいそく)している状況」
一方、桜島の港では、噴火警戒レベル4が発表された15日以降、海面に泡が浮き出る現象が確認されている。気象庁は、火山ガスが海面に出る「たぎり」の可能性もあるとみて調べている。