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久米島空港で最大瞬間風速54メートル

2015年8月24日 12:25
久米島空港で最大瞬間風速54メートル

 非常に強い台風15号は、沖縄本島の西の海上を北東に進んでいる。台風が接近している那覇市から佐藤拓記者が中継。

 那覇市内では、2時間ほど前から風と雨が勢いを増していて、吹き付ける雨で時折、視界がさえぎられるほどになっている。沖縄県内では23日午後9時過ぎ、台風が最接近した石垣島で、観測史上1位となる71メートルの最大瞬間風速を観測した。石垣市内では割れた窓ガラスで手足を切るなどして、少なくとも5人がケガをしたほか、車の横転や民家の屋根がはがれるなどの被害が出ている。

 24日午前10時現在、石垣島や宮古島などで、あわせて約2万1400世帯が停電している。一方、沖縄本島地方には24日午前5時すぎ、暴風警報が出され、久米島空港では午前10時すぎに54メートルの最大瞬間風速を観測した。沖縄本島と離島を結ぶフェリーや、那覇空港を夕方までに発着する空の便も、ほぼすべて欠航し、市民生活や観光に影響が広がりそうだ。