“ブラックバイト”対抗 高校生ら労組結成
若者を劣悪な条件で働かせるいわゆる「ブラックバイト」に対抗するため、高校生が労働組合を立ち上げた。
労働組合を結成したのは、首都圏のコンビニや飲食店などでアルバイトする高校生5人。5人は組合として店側と交渉し、賃金の未払いや学業に支障が出る働き方の改善を目指す。
労働組合を結成した高校生は「テスト前に『(バイトを)休みたい』と言うと、『いや、そうしたら、あなたが抜けたらどうなるの、困るでしょ。他の人に迷惑がかかるんだよ』って言われて」と話した。
すでに、他の高校生から、ノルマ達成のためクリスマスケーキの買い取りを迫られた、などの相談も寄せられているという。
活動を支援している首都圏青年ユニオンは、「学費を稼ぐため辞めたくても辞められない生徒もいる」として、電話相談や実態調査を行う予定。