「MRJ」初飛行、10月下旬に実施へ
国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)を開発している三菱航空機は、初飛行を今年10月下旬に実施する方針を固めた。
MRJを開発している三菱航空機は、県営名古屋空港で離着陸する試験機の初飛行を、今年10月下旬に行う方針を固めた。三菱航空機は当初、5月下旬に初飛行を実施する予定だったが、開発工程の見直しによって、今年9月から10月までに延期した。関係者によると、その後、開発が順調に進んでいることから、10月下旬に初飛行を実施する計画だという。
初飛行までは、離陸直前の時速約200キロまで段階的に走行スピードを上げていく試験を進める予定。