避難指示解除に向け…準備宿泊始まる 福島
避難指示の解除に向けた「準備宿泊」が、31日から福島県の南相馬市小高区などで始まる。内堀知事は、そこで浮かび上がる課題の解決に取り組む考えを示した。
31日から3か月間の「準備宿泊」が行われるのは、南相馬市小高区と葛尾村、川俣町山木屋地区の「居住制限区域」と「避難指示解除準備区域」。対象は2万3000人あまりで、国は、準備宿泊が終わった段階で、避難指示の解除を検討する。
知事は31日朝の会見で「足らざる部分に対応していく」と述べ、医療など「準備宿泊」で浮かび上がる課題の解決に取り組む考えを示した。