常陸宮さま、退院後初の公務 ご夫妻で出席
今夏、肺炎のため入院していた常陸宮さまが退院後、初めての公務に臨まれた。
常陸宮ご夫妻は1日午前、都内で行われた第3回アジア太平洋CBR会議の開会式に出席された。この会議は、障害者やその家族などが取り残されない地域社会の実現をめざし、アジア太平洋地域各国の関係者が集まって話しあうもので、日本では初めての開催。車いすで出席した常陸宮さまはあいさつの中で、「本会議において、地域に広がった障害者支援活動を学び合うと共に、国の内外の関係者が協力することにより、障害者の福祉向上が図られていくことを期待しております」と述べられた。
79歳の常陸宮さまは天皇陛下の弟で、7月末から12日間、肺炎のため入院されていた。退院後、公務に出席されるのは初めてのこと。