警視庁、反則切符処理でタブレット導入へ
警察官が交通取り締まりの現場で行う反則切符の処理などの業務を、タブレット端末で行うシステムが開発された。警視庁は、今年12月から導入する予定で、2日に端末を公開した。
新たに開発されたシステムでは、タブレット端末で、運転免許証のICデータを読み込んだり、違反内容などを選択して入力し、反則切符などが自動作成されたりする。
これにより、反則切符の処理はこれまでの手書きに比べ、1件当たり約20分から10分に短縮されるという。また、盗難車両の全国データが登録され、現場で盗難車両かどうかの確認などもできるという。
今年12月から都内で導入される予定で、警視庁は、業務を大幅に効率化することで、防犯活動や窓口サービスの向上を図りたいとしている。