大雨 川沿いの民家流される 栃木・鹿沼
大雨により栃木県鹿沼市では、川の水があふれて住宅が流される被害も出ている。
鹿沼市を流れる黒川は激しい流れとなっている。民家2棟と倉庫とみられる建物が崩れ落ちたが、住民は事前に避難していたので無事だった。また、同じ黒川沿いの別の場所でも、民家が1軒流されたということだが、警察などが10日朝、住民が無事に避難していることを確認した。
一方、関東各地では大雨によって川が増水して氾濫するところも出ている。鬼怒川では、茨城県常総市若宮戸付近と、茨城県筑西市船玉、また筑西市伊佐山の3か所で川の氾濫が確認され、周辺の住宅への浸水被害も出ている。
川の流域では今後も雨が降り続く見込みで、気象庁などは引き続き厳重な警戒を呼びかけている。