決壊の宮城・渋井川、仮堤防がきょう完成へ
大雨により決壊した宮城県大崎市の渋井川では堤防の復旧工事が進められていて、早ければ14日夕方にも仮の堤防が完成する見込み。
大崎市では11日未明、渋井川が氾濫し、3か所の堤防が決壊した。国交省では、重機で土を積み上げる、堤防を仮修復する工事を24時間態勢で進めている。14日夕方にも堤防を元の高さまで復旧させ、周辺住民の安全を確保することにしている。今後、県による本格的な復旧工事が行われるまで、ブロックを積むなど、更に堤防の強化を図るという。
また、体育館が避難所となっている古川第五小学校は、14日朝から授業が再開された。体育館に避難している子どももいて、直接校舎に登校した。大崎市では避難所の移設を検討しているが、市営住宅を避難先として検討している。