「R」シール…一部で問題視 都内の繁華街に多く貼られ…蓮舫氏側は関与否定
東京都知事選を終え、いま一部で問題視されているものがあるということです。新宿駅から中継です。
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こちら私の足元にあります、「R」と書かれたシールです。
黒字に太く白抜きで書かれているので、遠目からでもかなり目立ちます。このシール、このすぐ脇にも同じものが貼られています。
都内の繁華街に多く貼り付けられていると一部で話題となっていて、私たちが1時間半ほど前から駅の付近を探しただけでも、自動販売機の横や、カーブミラーのポールなど15か所で見つけました。
このシールをめぐっては、小池知事陣営の都議会議員が「蓮舫氏の陣営が貼った」などと問題視していました。
その根拠を、小池知事の選挙演説中に「R」のプラカードを持って大声をあげていた団体がシールを貼って帰るのを見た、としています。
――ただそれだけだと、蓮舫陣営がやったと断定は出来ないですよね?
はい、実際に蓮舫氏側は否定しています。11日、事務所がSNSでコメントを発表しました。
「蓮舫陣営としてこのシールの企画、作成、配布、貼付のいずれにもまったく関わっておらず、本件についてはSNSなどで知ったところです。 貼りつけをおこなった方は、候補者への支援の思いからだったとしても、すぐに原状回復をされるようにお願い申し上げます」としています。
都の条例では、道路標識などに広告物を表示することや、電柱などに貼り紙を表示することを禁止していて、条例違反にあたる可能性があり、今後も注目が続きそうです。