“非正規”育休取得は4%…改善へ要望書
パートや派遣で働く女性のうち育児休業を取得し職場に復帰できたのはわずか4%。こうした状況を改善するため「マタニティハラスメント」の被害者を支える団体が15日、要望書を提出した。
マタハラNet・小酒部さやか代表理事「女性活躍推進、1億総活躍と政府が掲げ出しております、非正規のようなボトムの問題に目を向けずして活躍はあり得ないのでは」
育児・介護休業法では、契約期間の決まっている非正規雇用で働く女性が育休をとるには復帰などに関し、3つの要件が必要だが、マタハラの被害者を支援する団体は、要件の緩和を厚生労働省に要望した。
厚労省によると2005年から2009年で、育休を利用して働き続けられる割合は、正社員は43.1%のところ、パートや派遣で働く女性はわずか4%。厚労省は、育休の見直しについて年内にまとめる予定。