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絶滅のはずが…九州で“クマ”の目撃相次ぐ

2015年10月18日 21:58
絶滅のはずが…九州で“クマ”の目撃相次ぐ

 福岡と佐賀の県境にある脊振山で、17日と18日、クマのような動物が相次いで目撃された。警察などが登山者に注意を呼びかけている。

 18日午前7時20分頃、佐賀県神埼市の脊振山の山頂付近で、登山に来ていた46歳の男性から、「クマのような動物に遭遇した」と警察に通報があった。佐賀県警によると、男性は1メートル以上あるクマのような動物が「立っている」のを目撃し、その場から逃げたという。

 また、前日の17日にも、2キロほど離れた場所で、別の登山者から「クマのような動物が走って逃げた」との目撃情報が警察にあった。

 福岡市動物園によると、九州では1960年代以降、クマの生息は確認されておらず、絶滅したとされている。

 佐賀県などは、専門家とともに足跡などの痕跡がないか調べるととともに、張り紙などで注意を呼びかけている。

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