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現場代理人が関与 ニュートリノ実験施設も

2015年10月27日 18:36

 マンションのデータ改ざん問題で、改ざんに関わった旭化成建材の現場代理人が関与した41件の施設のうち1つが、茨城県東海村の研究施設とわかった。

 27日に会見した茨城県によると、問題の現場代理人が関与した施設は、茨城県東海村にある「J-PARC」という複合研究施設の中の3つの施設で、ニュートリノ実験施設が含まれているという。

 3つの施設の杭(くい)うち工事は、2005年から2006年に終了しているという。県は、28日にも研究施設を訪れ、安全性に問題がないか目視確認や建築資料の確認を行うとしている。

 施設を運営する高エネルギー加速器研究機構は、日本テレビの取材に対し、「これまで実験には全く支障はなかった。東日本大震災の際にも問題は起きておらず安全上の確認はとれている」と話している。