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北海道の工事 データ流用が新たに2件発覚

2015年11月1日 11:59
北海道の工事 データ流用が新たに2件発覚

 旭化成建材による杭(くい)打ち工事のデータ改ざんが相次いで発覚している問題で、北海道が発注した工事の中で新たに2件のデータ流用があったことがわかった。

 北海道が発注した工事の中で新たに旭化成建材による杭打ちデータ流用が見つかったのは、新篠津村にある高等養護学校の増築工事と紋別市の道営住宅の新築工事。

 このうち紋別市の道営住宅では、北海道の職員が1日朝から住民を戸別訪問して事情を説明した。

 北海道によると、今回の2つの施設ではこれまでのところ建物が傾くなどの不具合は見つかっていないという。

 北海道は、既にデータ流用が発覚している釧路市の2つの施設を担当した現場責任者が今回の2つの施設に関わっていたかどうかについては調査中としている。

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