旭化成側 きょう国交省に調査報告、会見へ
横浜の傾いたマンションのデータを改ざんした現場代理人が関与した工事のうち、約半数に不正の疑いがあることが分かった。
関係者によると、問題の現場代理人が過去に扱った工事41件のうち約20件に、データ流用など不正の疑いが出ている。旭化成側は2日、41件の調査結果を国土交通省に報告し、会見を行う予定。
一方、旭化成建材によるセメントデータの流用がわかった横浜市の「あかね台中学校」では、市が説明会を開いた。すべての杭(=くい)が固い地盤に届いているため、安全性には問題がないと説明されたという。旭化成建材は、市が参加を要請したものの、説明会に出席しなかった。