西東京市の公共施設でもデータ流用
旭化成建材の杭(くい)うち工事でデータの改ざんや流用が相次いで見つかっている問題で、新たに東京・西東京市の保育所などが入る公共施設でデータ流用が見つかった。
データの流用が見つかったのは、西東京市ひばりが丘にある市立のそよかぜ保育園とひばりが丘児童センターが入る3階建ての施設。工事は6年前に行われたが、50本の杭のうち、13本の固い地盤に届いているか確認するためのデータと、1本のセメント量のデータに流用が確認された。
西東京市は、建物にひび割れなどはなく、安全性に問題はないとしているが、旭化成建材に対し安全性の検証を求める方針。