“パリ滞在”岐阜市の高校生ら全員無事
フランス・パリで大規模なテロがあった事件で、岐阜市にある高校の生徒ら40人あまりが当時、パリ市内に滞在していたことがわかった。全員の無事が確認されているという。
岐阜市にある県立加納高校美術科の2年生40人と引率の教員3人は今月9日から16日までの日程で、研修旅行のためイタリアとフランスを訪れていた。
大規模なテロが起きたとみられる現地時間13日夜、生徒たちはパリ市内のホテルに滞在していたが、学校では、テロの発生後に旅行会社を通じて43人全員の無事が確認できたという。その後、日本時間の14日午後1時頃には、引率している教頭から生徒たちが無事であることを伝えるメールが学校側に届いた。
生徒たちはパリ市内の美術館などを見学する予定だったが、ホテル内で待機したという。16日の帰国のメドは立っておらず、学校は、旅行会社と連絡を密にして今後の予定を検討していきたいとしている。